#59【岡山県: 岡山県立図書館】バックヤードツアーで図書館の裏側に潜入!

岡山

このブログにたどり着いてくれてありがとう!
旅狂の俺だ。

今回は、岡山市にある岡山県立図書館を紹介するぞ。

都道府県立図書館の中で、来館者数と貸出冊数が日本一の図書館だ!
そこで、なんと無料で参加できるバックヤードツアーが開催されているぞ!

俺も参加してきたので、早速レポしていくぜ!楽しんで読んでくれよな!

岡山県立図書館に関する情報

概要

名称: 岡山県立図書館
(英称: Okayama Prefectural Library)

住所: 岡山県岡山市北区丸の内2-6-30

TEL: 086-224-1288(カウンター直通)、 086-224-1286(代表)

FAX: 086-224-1208

アクセス

A.〈路面電車〉JR岡山駅より東山行「県庁通り」下車、徒歩5分

B.〈岡電バス、宇野バス、両備バス、岡山市内循環バスめぐりん〉いずれのバスとも「県庁前」下車、すぐ

C.〈車〉敷地内有料駐車場あり。
利用時間: 平日 8:30~19:00(入場は19:00まで)、土日祝 8:30~18:10(入場は18:00まで)
※上記の利用時間を過ぎると閉門。閉門後は退場不可。

D.〈自転車〉敷地内無料駐輪場あり。

バックヤードツアーに関する情報

概要

時間: 13:30~ 
開催日の13:30までに各自2階デジタル情報シアターに向かい集合する。

所要時間: 約40分

参加方法: 無料・事前申込不要。

対象: 誰でも(年齢制限なし)参加可能・先着順
先着順とのことだが、定員オーバーになることはあまりないようだ。

開催日: 12月以外の毎月第4土曜日

  • 〈2024年〉4月27日、5月25日、6月22日、7月27日、8月24日、9月28日、10月26日、11月23日
  • 〈2025年〉1月25日2月22日3月22日
  • 〈夏休みバックヤードツアー〉8月10日(土)、8月12日(月・祝)
  • 〈冬休みバックヤードツアー〉12月22日(日)、1月5日(日)

夏と冬には特別スケジュールでバックヤードツアーが開催される。
時期も夏休みと冬休みに被るので、子供の自由研究や家族での外出にも良さそうだ!

 

ツアー内容

デジタル情報シアター(2階)→固定書庫(3階)→貴重書庫(3階)→集約書庫(4階)→自動化書庫(4階)→図書館協力室(地下1階)

3階から4階は固定書庫内の階段で移動する。
それ以外の階はエレベーターの利用が可能なので、利用したい場合はスタッフさんに声をかけておくとスムーズだぞ!

 

バックヤードツアー参加レポ

いよいよバックヤードツアー参加レポだ。
普段見られない図書館の裏側を余すところなく見ることができたぞ!

冒頭に図書館のスタッフさんから参加者が映らないようにであればどこでも写真撮影可能。
SNS掲載に関しても積極的に行ってよいとのことだった。

それを聞いて、俺が受け継がなければ!と使命を感じたぜ!(笑)
早速レポしていくぞ!

図書館全体の説明

県立図書館には160万冊あり、そのうちの30万冊が閲覧室、残りの130万冊が書庫にあるとのことだ。
図書館に行くと本がたくさんあるように感じていたが、この図書館ではその4倍以上の本が俺たちの目に触れない場所にあるんだぜ!

ここでは、書庫の本がどのようにして利用者の手元に渡るかを聞くことができたぞ!
方法は2つあるそうだ。

1. 人の手によって本を探す
まず利用者が書庫にある本をリクエストすると、職員さんがメールで3階の書庫にメールする。
その情報がレシートのような紙に印刷され、書庫で本を探す。
探した本を1階2階のカウンター裏に続くベルトコンベヤーに置き、カウンターで職員さんが受け渡す。

    2.機械によって本を探す
    機械も導入して本を探すとのことで、リクエストをもらうと機会が自動的に本を探し出してカウンターまで届けてくれる。
    ※この様子はツアー内で見ることができるので、自動化書庫のレポを見てくれ!

    書庫は4つあるので順番に紹介していくぞ!

    ①固定車庫

    1つ目は固定書庫だ!ここには50万冊あるそうだ。

    入り口から奥の壁まで25メートルあるらしい。
    子供たちも大勢参加していたので、説明ではイメージしやすいように25メートルプールと同じ長さだと言っていたぜ!

    向こうに同じような部屋があり、距離は56メートルだ。

    本がずらっと並んでいるぜ!

    こっちも本がたくさんだ!

    貴重書庫

    2つ目は貴重書庫だ!
    明治以前の書物や和装本といった貴重な書物が置かれている書庫だ。
    そのためドアにはダイヤルがあり、鍵がかかっているらしい。
    このドアの番号を知っているのは職員さん数人だそうで、厳重に管理されているぞ!

    ドアだけでなく、中もしっかり管理されている。

    例えば棚。他の書庫では棚は金属製だが、ここのは木でできているとのことだ。

    また、虫やカビの被害から書物を守るために空調も管理されており、温度24℃湿度50%で24時間365日管理されているらしい。
    そのため夏は涼しくて冬はあったかく感じるらしいぜ!

    この中の書物は貴重なものなので出版社やテレビ局からも貸出依頼が来るそうだ。
    ただし貴重すぎるため本物は貸せないらしく、デジタルで貸しているとのことだ。

    ちなみにそのデジタルは俺たちも見る事ができ、「デジタル岡山大百科」から閲覧可能だ!
    岡山の出来事なども調べられるそうなので、是非使ってみてくれ!

    集密書庫

    3つ目は集密書庫だ!ここでは固定書庫の倍以上の110万冊が収納できるらしい。

    実はこの白い棚一つ一つが1つの本棚になっており、それらが密着しているので集密書庫と呼ばれるそうだ。
    周密していることでたくさんの本が置けるというメリットがあるらしい。

    本棚は人の力では移動が難しいので、機械を使って開閉している。

    この棚が…

    少しずつ左に移動し…

    右側にスペースができたぞ!

    この本棚は事故防止のために、中に人がいると電気が付きその間は開けられないようにしているとのことだ。

    こんなにたくさんある本棚からどうやって本を探し出しているか、あるいはどうやって整理しているか…その秘密は番号にあるぞ!

    本背表紙には数字が書いてあるラベルがあるが、その数字はジャンルごとに番号分類されている。
    その番号が棚に書いてあるため、本を探す時は番号を頼りに該当する棚の所に行くそうだ。
    本の収納も番号ごとに整理されており、誰もが同じ場所に本を整理できるように仕組みづくりがされているぞ!

    自動化書庫

    4つ目は自動化書庫だ!ここには比較的よく使われる小説や雑誌のバックナンバーが置かれているぞ!
    冊数は大体40万冊とのことだ。

    実はこの書庫が冒頭で書いた機械で本を探す方法と直結しているぞ!

    至る所に機械があり、リクエストが届くと機械が該当する本の場所まで自動で行ってくれるのだ。
    頭の上のトロッコに乗せて壁まで行くと1階2階に繋がっているので、コンテナの中から探して本を取り出すらしい。

    これが機械と機械が通るレーンだ!

    頭上を機械が通っていく様子は…まるでAmazo○の倉庫の中みたいだぜ!(笑)

    図書館協力室

    最後は図書館協力室へ。ここは地下一階にあり駐車場と面している。

    公共図書館は自分の図書館に蔵書がない場合等に県内公共図書館や学校、他都道府県の図書館への貸出を行っている。
    言うならば、図書館同士が持っている本を協力する仕組みだ!

    この棚は各図書館へ送る本を分けており、場所ごとに決まった位置がある。
    岡山県内の図書館の名前でびっしりだぜ!
     
    実は図書館には支援用図書というものがあり、この棚の奥のスペースにあるそうだ。
    県内の規模の小さな図書館や学校用に支援図書があり、一年単位で千冊単位の貸出を行う。
    蔵書の充実などに役立っているという。

    このようにラックが積まれていたぞ。

    まとめ

    岡山県立図書館のバックヤードツアーレポ、いかがだっただろうか。
    子供だけでなく大人にもおすすめだ。是非参考にしてくれよな!

    おすすめ度★★★★★ファミリーで参加しても楽しめておすすめだ!
    アクセス★★★★☆徒歩も必要だが歩けない距離ではないぞ!
    コスパ★★★★★無料で参加できるなんて最強だ!
    満足度★★★★★図書館の裏側を知ってさらに図書館に行くのが楽しくなるぜ!
    再訪希望度★★★☆☆一度行けば満足したぜ!

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