このブログにたどり着いてくれてありがとう!
旅狂の俺だ。
今回は前回に引き続き、徳島県にある大塚国際美術館を紹介する。
第三弾では美術館で開催されたイベント「アートコスプレフェス」についてレポしていくぞ。
俺が行ったのは2023年のもので、正直なところ既に終了した2023年のイベントレポに需要はあるのだろうか?と考えていた。
書いてみたものの、この記事は没にするつもりだったのだが…
なんと!公式サイトを見たら、今年も同じイベントが開催されるというではないか!!
しかも2作品に関しては去年と全く同じ!!!!!
これは公開するしかない。というわけで、イベントレポを没にせず公開することにしたぜ!
ついでに、おまけとして去年のみ実施されていたイベントのレポも載せておくぞ。
去年の懐かしさや余韻に浸りたい君必見の内容になっているぜ。
早速レポしていくので、今回も楽しんで読んでくれよな!
大塚国際美術館の全体レポはここから!
#17【徳島県: 大塚国際美術館①】世界中の西洋名画が楽しめるすごい美術館はここだ!
おすすめ鑑賞方法はここから!
#18【徳島県: 大塚国際美術館②】作品鑑賞のすすめ*行って分かったおすすめ鑑賞方法5選!
館内のイベントレポはここから!
#19【徳島県: 大塚国際美術館③】祝2024年継続決定!自分自身がアート作品になれるイベント?!
館内のレストラン&カフェ情報はここから!
#20【徳島県: 大塚国際美術館④】絶景とアートが楽しめる館内のレストラン&カフェまとめ!
おすすめランチ&カフェメニューはここから!
#21【徳島県: 大塚国際美術館⑤】館内で食べられるランチ&カフェおすすめメニューはこれだ!
アートコスプレフェスに関する情報
概要
名称: アートコスプレ・フェス2023。今年の名称は「アートコスプレフェス2024」。
開催場所: 大塚国際美術館内
開催時期:2023年7月19日(水)~9月24日(日)。今年は2024年7月23日(火)~11月4日(月・振休)
参加費: 無料(美術館の入場チケットのみ必要)。
入場チケットを買えば追加料金なしで参加できるのはありがたい!
参加方法: 衣装や小物を身に着け、作品と同じポーズを取って撮影。自分自身が作品に入り込み、作品の主役もしくは一部になって楽しむことができる。
カメラマンはいないので、自身で撮影台に置いて撮影するか、誰か近くにいる人と協力しながら撮るようにしよう!
作品ラインナップ
2023年
・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
・マネ「笛を吹く少年」
・レオナルドダヴィンチ「モナリザ」
2024年
〈昨年からの継続〉
・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
・マネ「笛を吹く少年」
・セザンヌ「リンゴとオレンジ」
俺が行った時にはなかったが、昨年にセザンヌの作品もあったようだ。
〈新規〉
・フラゴナール「ぶらんこ」
・サージェント「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」
・ゴッホ「ヒマワリ」
今年は作品数も去年の倍に増えて、よりパワーアップしているぞ!
実際の作品の展示室番号、作品番号等の詳細はここから!
モナリザ
#31【徳島県: 大塚国際美術館⑥-10】作品一覧〈ルネサンス5〉「モナリザ」ほか!
真珠の耳飾りの少女
#34【徳島県: 大塚国際美術館⑥-13】作品一覧〈バロック3〉フェルメールほか!
ヒマワリ
#37【徳島県: 大塚国際美術館⑥-16】作品一覧〈近代1〉ゴッホ「ヒマワリ」 全7作が集結!
ぶらんこ
#38【徳島県: 大塚国際美術館⑥-17】作品一覧〈近代2〉「ポンパドゥール夫人の肖像」「ぶらんこ」ほか!
カーネーション、リリー、リリー、ローズ
#41【徳島県: 大塚国際美術館⑥-20】作品一覧〈近代5〉ミレー、ルノワール、モネほか!
笛を吹く少年
#42【徳島県: 大塚国際美術館⑥-21】作品一覧〈近代6〉モネ「睡蓮」ほか!
リンゴとオレンジ
#45【徳島県: 大塚国際美術館⑥-24】作品一覧〈近代9〉クリムト「接吻」ほか!
イベントレポ
①フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
2024年の継続ラインナップでもある真珠の耳飾りの少女。
3つの作品の中で一番並んでいる人が多く、人気のある作品だぜ。
黄色と青の色合いが華やかだ!
一番混む作品だと分かったうえでなのか、コスプレの準備数が一番多かったぞ。
そのおかげで、待っている間に多くの人がコスチュームの準備をすることができ、効率よく順番が来たように感じた。
大人だけでなく子供用もあるので、親子でコスプレすることも可能だ。
俺の後ろに並んでいたちびっ子もウキウキしながら写真の順番を待っていて、楽しそうで微笑ましかったぞ。
この作品はターバンを綺麗に着用することが一番重要なので、ヘアキャップを使ってしっかり髪の毛を入れ込んでいくぞ。
コスプレの方法が書いてあるので、子供でもコスプレしやすいと思ったぞ。
子供用もあったぞ。親子でフェルメールになるきることも可能だ!
上着も準備されており、ハンガーにかかっているのを自分で着て準備するぞ。
撮影部分はボックス型になっており、青い部分が前の板、背景が後ろの板に描かれている。ボックスの中に人が入り、枠と人物の位置が合うように立ち位置を調整したら撮影する。
この作品は少女の身なりに特徴があるため、意外とまっすぐ向いて立つだけでもそれなりになりきることができる。
ポーズ自身も体は右を見ながら顔だけ正面というシンプルな姿勢なので、比較的簡単に真似できたぞ!
②マネ「笛を吹く少年」
こちらも2024年継続の作品だ。
当時は、この作品だけ地下1階にあったぞ。それもあってか、どの時間帯に通りがかっても一番人がいなかった記憶がある。
俺はランチとカフェに思ったより長く時間を取ってしまい、他の作品を見るために右往左往した結果、このコスプレに参加しようと思った時には閉演時間間近になっていた…
今回は時間の都合で出来なかったが、コスプレしていた人の様子から分かったことを書いていくぜ。
他作品と同様に、この作品も服を借りて写真を撮ることができたぞ。
ズボンを履かなければならないので、ロングスカートを履いてきた女性陣は少し大変だったようだ。(シャッターを頼まれた際に被写体だった女性がそのように言っていたぞ。)
ポーズに関しては、小道具の笛を顔付近に持っていき、足は見よう見まねで立ったら案外さまになる。
こちらも比較的簡単に真似できそうだったぞ!
③レオナルドダヴィンチ「モナリザ」
今年のラインナップから外れてしまったが、非常に良かったのでレポするぞ!
もともとこのイベントに参加してみようと思っていなかった俺。
それを心変わりさせたのが、このモナリザ。
ルーブル美術館が所蔵するこの有名な絵画にまさか自分が主役として映る日が来るとは…(笑)
この時は地下2階にあり、この右側にはフェルメールの真珠の耳飾りの少女が準備されていたぞ。
左側に絵が大きく映っており、真ん中の青い枠の場所に立って撮影するぞ。
右側にコスプレ服や道具が置いてあるので、順番に着用して撮影していく。
今年はどうか分からないが、この時は特に並ぶ場所や列が整備されておらず、右側の服を着る場所で待機していたぞ。
服自体は2個あった記憶があり、前の人が脱ぎ終わるのを待って次の人がそのまま着ていく形だったぜ。
こちらも撮影部分はボックス型になっており、青い部分が前の板、背景が後ろの板に描かれている。ボックスの中に人が入り、枠と人物の位置が合うように立ち位置を調整したら、パシャリ!撮影してモナリザになってくれ!(笑)
こんな出来栄えになるぞ!
撮影時気をつける点があったぞ。
モナリザになりきるには、あらゆる要素を原画に寄せて撮る必要がある。
まとめると、原画に寄せるには、体の向き、手の位置、人物と背景のバランスの3つをこだわることが重要だ!
例えば、人物と背景の位置関係をこだわらないと、人が大きくなりすぎてしまいズーム感が出てしまう(笑)
撮ってもらう人に位置について指示をしてもらうことが攻略の鍵だ!
俺的に一番難しかったのは、モナリザの手の位置。これが難しい。
今までモナリザを見ても彼女の手の位置なんて注意深く見たことがなかったため、撮影時に適当に手を組んでいたら手が反対だったぞ(笑)
上の手が反対だと言われて慌てて直したぜ!(笑)
また、手の位置は単に組んでいるのではない。よく見ると、右手が左手首の上にあるのだ。
ここも同じポーズにしないと若干雰囲気が変わるので、注意した方が綺麗に撮れたぞ!
おまけ!びじゅチューン!コラボイベント
①びじゅチューン! のアニメの主人公たちになりきろう!
25周年を記念して、NHKで放映されている『びじゅチューン!』とコラボ企画が至る所にあったぞ!
俺はここに来るまでこの番組を知らなかったが、番組の中では実際に存在している美術作品をモチーフに歌を作っている。
大塚国際美術館内の作品の横にQRコードがあり、その作品をモチーフとした歌がどんなものかを見ることができたぜ。
俺はその場では見ず、歌の題名を覚えておいてホテルに帰ってから見たぜ。
美術とユーモアの融合がかなりシュールに完成されていて面白い!(笑)
ハマりそうになったぜ!
顔出しパネルも置いてあり、ここでも自分自身が作品と一体化することができたぜ!
「お局のモナ・リザさん」。これはレオナルドダヴィンチ「モナリザ」を題材にした歌。
ネーミングセンスも絶妙で、1枚の作品からよくこのストーリーに辿り着いたなと感心したぜ。
実際にこのオレンジの画面も歌の中で出てくるぞ!
「何にでも牛乳を注ぐ女」。これはフェルメール「牛乳を注ぐ女」を題材とした歌。
この絵ではサラダに牛乳を注いでおり、これだけでもおいおい!とツッコみたくなる。(笑)
歌の中ではもっと驚くものに牛乳を注いでいるので、時間があれば是非番組の公式ホームページから見てほしい。(笑)
歌自体も面白いのだが、全ての作品にクセ強な題名が付けられている。最強におもろいぜ。(笑)
まとめ
大塚国際美術館のイベントレポ、いかがだっただろうか。
美術館は作品を見に行くところだと思っていたが、なんと体験と融合までできてしまうのが凄すぎるぜ!
これからも大塚国際美術館についての記事をまだまだ書いていくので、気になった君たちは是非読んでくれよな!
おすすめ度 | ★★★★★ | 来館時に開催されているのであれば、迷わず参加してほしい! |
アクセス | ★★★★☆ | 館内のあちこちに散らばっているので、歩きまわる必要はあるぞ! |
コスパ | ★★★★★ | チケット代金だけで追加料金なく楽しめるのは最高だぜ! |
満足度 | ★★★★★ | 有名な絵画の主役になれて大満足だ! |
再訪希望度 | ★★★★★ | 今年はパワーアップしているので再訪希望だ! |